教えるほうのレッスンです。
私のような人間に
教えられる方も
お気の毒に。
声楽のレッスンをしているところは
あまり無いらしく、
「やっと見つけました」
と言われる事が
よくあります。
マイナーな習い事なのでしょうか。
声楽を始める理由として、
「歌が好きだから」
「もともとやった事があるから」
「発声を習いたいから」
などがあります。
あとは
「簡単に始められそうだから」
と言う意見も。
これが曲者です。
確かに楽器はいりません。
しかし
イコール自分が楽器。
音楽の中で
バレエの次に
肉体を酷使するのです。
だと思います。
そもそも声とは何でしょうか。
その正体は
「息」です。
良く恩師に
「声楽は息の芸術です」
と言われましたが
全くそのとおり。今さら実感。
息を口から出す際
途中にある声帯を振動させて
声は出るのですが、
レッスンを始めたばかりの方は
「歌おう」と思うと
何かのスイッチが入るのでしょう、
思うように声が出ない事態に
陥る方が殆どです。
なので先ずは
呼吸の練習をします。
このとき私は
姿勢も一緒に教えるのですが、
これがまた大変です。
理想はバレエの立ち姿です。
首筋を伸ばし
肩を落とし
胸を高く保ち
お腹を引いて
腰の重心を下げ
お尻の筋肉を締め
足を少し広げる。
しかし
全体的には硬くならないように。
どうしろというんだ。
要は
効率よく
「たくさん吐いてたくさん吸う」ためで、
細かく説明すると
上記の様になるのですが、
一度にやるのは至難の技です。
脳トレの域です。
しかも
その体勢のまま
腹式呼吸をするので、
2,3分もすれば
汗だくです。
「スポーツみたいですね」
とよく言われます。
有酸素運動なので
健康にいいですよ〜
とプラス面をアピール。
それから声を出します。
先ほど言っていた
息を
大量に吐きながら
声にしていきます。
ポイントは
「とにかく前へ上へ」。
イメージングが大切です。
ここから
本格的にレッスンになるのですが、
一通り終わった時、
初めての生徒さんは
「思ったよりも体を使うんですね」
と必ずおっしゃいます。
それなのに
どうして先生は…と
目が口ほどに物を言っています。
それを上回る食べっぷりだからです。
楽しく歌っていただきたいので
2回目以降はあまり五月蝿く
言いませんが、
受験生には
鬼の形相で指導します。
なまじ私が
そういうことに厳しい門下にいたので、
どうしても
少し専門的になってしまいます。
私に出会ってしまったのが
運の尽き。
申し訳ありません、
あきらめて頑張って下さい。
よく尋ねられるのが
「どうやったら
音楽的に歌えますか」
と言う事。
それはもう、
「こう歌いたい」
と明確にイメージする事に
限るでしょう。
感情にも種類があります。
受験に遅刻し本人不在の卒業式で噂になりつつも合格した時の
泣きそうな喜び、
やっとあいた座席をおばちゃんに横取りされた時の
呆れながらの怒り、
彼氏に「振り回される」との理由で別れを切り出された時の
落ち込みを伴う哀しさ、
どんな体型になろうとも食べ放題で肉を物色する時の
えもいわれぬ楽しさ。
枚挙に暇はありません。
それを
お腹を壊しつつやっと家に着いた時の事を思い出すのか、
たぎった溶岩を孕んだ休火山のような熱い気持ちになるのか、
更に「ときめかなくなった」と追い討ちをかけられた心情になるのか、
はたまた
匂いを嗅ぐたびに思い出すその楽しさを表現するのか。
それを考え
お腹の底から歌うだけで
あら不思議、
結構形になるのです。
自分の理想を
表現したいがために
発声を努力するのが、
一番上達する
近道ではないでしょうか。
色々言いましたが
まずは
読んで字の如く
「音を楽しむ」事を
忘れないように
レッスンしています。
異見のある方、
お腹立ちはごもっともですが
苦情を受け付ける度胸は
持っておりません。
あしからず。
ああ、
久しぶりに
真面目に書くために
真面目に考えたら
ものすごく疲れました。
糖分補給。ムフー。
たまにですが
このように
自分のやっている事を書き
自分への再認識を促すのは
いいものです。
が、
あまりに脳細胞を使うので
当分しません。

もしかして
体験談?
ご想像にお任せします。
言うほど真面目じゃないわよ、
と思われた方も
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そういえば今日は七夕でした。
ブログペットのヘルエムが
「フラウカーが
酸味416個ぐらいもらえますように
って短冊にかいたよ。」
とのこと。
これでお肌もツルピカです。